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文芸
平均 80 点
最高 88 点
芥川賞史上最高レベルに面白い
なぜ芥川賞なのに面白い
あまりにストレートすぎて人間の真(芯)に迫りすぎていて薦めにくい
この本は普通の人には理解できないかもしれません
こういう大人社会で他人と比較されて苦悩する話が好きです
第155回(2016年上半期)芥川賞受賞作36歳未婚女性、古倉恵子。大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。これまで彼氏なし。オープン当初からスマイルマート日色駅前店で働き続け、変わりゆくメ・・・続きを読む
平均 81 点
最高 81 点
読み終わってからしばらく動けなかった
読み終えて「完敗だ」とつぶやいていた
愛しい小説である。どうしようもなく
濃くて複雑な余韻が長引いて次の本に手をつけられない
最近読んだものの中でダントツに面白かった
・・・続きを読む
平均 72 点
最高 72 点
田舎のママカースト話
女性たちのドロドロした心理描写は面白く
ストーリーテリングの妙が終盤で炸裂
人間のブラックな感情が微細に表現された作品
湊さんの作品はやはり癖になります
・・・続きを読む
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良い
固定観念がグラッと揺らぎ、発想に風穴があく絵本
大人の方にも読んでみてもらいたい
風刺が効いてます
小4の娘は自分1人で読んで、面白かったと言っていました
作者の哲学が込められている感じ
リッキーとアンは、おじいちゃんの家にいくとちゅう、見知らぬ町で一日をすごすことになりました。その町の名まえは“さかさ町”いったい、どんなところなのでしょう??・・・続きを読む
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良い
「こんな食堂ないかなぁ~」と、近所を散策したくなる
美味しい料理と人間模様、涙あり、笑いありの心温まる物語
主人公のおばちゃんの鋭い人生観やツッコみが面白かった
とにかく、出てくる料理が皆美味しそう!
続編を読んで見たい
ほっと、心と身体が癒される美味しさと気くばり。 「はじめ食堂」のメニューは、オムライス、海老フライ、コロッケ、焼き魚、おでん、ニラ玉、冷や汁・・・ なつかしい味が満載の人情食堂小説。・・・続きを読む
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最高
アニメーション映画の小説版であり、新海誠監督本人が執筆
1ページでも物語に入ったら、もうページを捲る手がとまらない
秒速5センチメートルを彷彿とさせるラスト
青春の恋なんですけど、SFも加わって、不思議な青春の恋
新海誠の最高傑作
山深い町の女子高生・三葉が夢で見た、東京の男子高校生・瀧。2人の隔たりとつながりから生まれる「距離」のドラマを描く新海誠的ボーイミーツガール。2016年8月26日公開映画の、新海監督みずから執筆した原・・・続きを読む
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良い
高校生の女の子たち4人の主人公、4つの短編で織りなした小説
十代ならではの自意識、劣等感、嫉妬、そして反省
純文学的な余韻を凄く感じる作品で買って損はない
物語のラスト、すべての登場人物をギュウと抱きしめたくなった
ずっと2人の日常をこのまま読み続けてたいと単純に思いました
オール讀物新人賞を受賞し、繊細な描写が各紙誌で絶賛された、注目の著者のデビュー作。「揺れ動く思春期の心理を見事に描いた秀作、というより力作だ」(篠田節子選考委員)と賞された受賞作「フォーゲットミー、ノ・・・続きを読む
平均 75 点
最高 75 点
昭和の時代の女性の生き方を描く
角田光代さんの反戦記
本書は彼女の最高傑作ではあるまいか
女性に読んでいただきたい
家族における自分の存在感、生き方をじっくりと再考したい方にお薦め
じっくりと読んでほしい本
『本の雑誌』が選ぶ 2014年ベスト10(ノンジャンル)の第1位 獲得! ! 終戦から10年、主人公・左織(さおり)は22歳の時、銀座で女に声をかけられる。風美子(ふみこ)と名乗る女は、左織と疎開先が・・・続きを読む
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普通
「時をかける少女」の作者が書いたライトノベル
ラノベ界広しといえど、こんな怪作にはなかなか出会えない
こんなイカれた小説は彼にしか書けないだろう
悪ふざけ甚だしい。誠に素晴らしい
現代の若者へ、筒井体験を贈る
ウニの生殖の研究をする超絶美少女・ビアンカ北町。彼女の放課後(オーバースタディ)は、ちょっと危険な生物学の実験研究にのめりこむ、生物研究部員。そんな彼女の前に突然、「未来人」が現れて--!・・・続きを読む
平均 95 点
最高 95 点
20世紀ベストミステリの1位に輝いた極上のエンタテイメント小説
本作品を読まずしてミステリーは語れないという作品
一体何度、読み返したことでしょう。最高の犯罪小説
小説に必要な要素のすべてが完璧。奇跡的大傑作
日本ミステリ史上の金字塔にして、誘拐テーマ作品の最高峰
【日本推理作家協会賞受賞】刑務所の雑居房で知り合った戸並健次、秋葉正義、三宅平太の3人は、出所するや営利誘拐の下調べにかかる。狙うは紀州随一の大富豪、柳川家の当主とし子刀自。身代金も桁違い、破格ずくめ・・・続きを読む
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最高
とてもピュアな恋愛小説
数年に一度、大当たり!を感じる
普段、恋愛小説を読まない方も、ぜひ読んでいただきたい
本でここまで感情を動かされたのは初めて
世界中の人に読んで頂きたい
天才ギタリストの蒔野(38)と通信社記者の洋子(40)。深く愛し合いながら一緒になることが許されない二人が、再び巡り逢う日はやってくるのか――。出会った瞬間から強く惹かれ合った蒔野と洋子。しかし、洋子・・・続きを読む
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最高
悪漢警官小説だが、出てくる警官のすべてが悪漢とは
実録ものと見紛う極上のエンターテインメント
大阪府警の真実・光と影に迫る出色の出来です
近年にないピカレスク小説
闇にうごめく汗臭い男の世界を圧倒的な筆力で見事に描きつくした
大阪府警今里署のマル暴担当刑事・堀内は、淇道会が賭場を開くという情報を掴み、開帳日当日、相棒の伊達らとともに現場に突入し、27名を現行犯逮捕した。取調べから明らかになった金の流れをネタに、業界誌編集長・・・続きを読む
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良い
阪神淡路大震災にまつわる短編集
「蜂蜜パイ」に関しては、筆者にとっても最高傑作のひとつ
村上春樹の最高傑作ではないかと思っています
村上春樹世界観が全て詰まっている
村上春樹先生の本をむさぼるように読み始めるきっかけとなった
1995年1月、地震はすべてを一瞬のうちに壊滅させた。そして2月、流木が燃える冬の海岸で、あるいは、小箱を携えた男が向かった釧路で、かえるくんが地底でみみずくんと闘う東京で、世界はしずかに共振をはじめ・・・続きを読む
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良い
人の心を読むことの、おもしろさと恐怖を、まざまざと実感させられる
小学生の時に読んで恐怖のあまりトラウマになってしまった
ファンをSF的に叩きのめし、キャラクターを封印してしまった
筒井作品の中でもベスト3位に好きです
七瀬三部作は是非10代で読んで欲しい
ある日、少年の頭上でボールが割れた。音もなく、粉ごなになって。――それが異常の始まりだった。強い“意志”の力に守られた少年の周囲に次々と不思議が起こる。その謎を解明しようとした美しきテレパス七瀬は、い・・・続きを読む
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最高
10年もの間、愛され続けてきた『守り人シリーズ』
30歳になる短槍使いの女用心棒バルサが主人公のファンタジー
日本屈指のファンタジー
徹夜するほどにわくわくさせてくれる作品だった
シリーズ通して何百回と読み直したかもしれない
使用感はありますが、汚れ、シミ、折れ、ヨレなどはありません。帯付き。・・・続きを読む
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良い
中高生の純粋な想い、友情や恋愛、夢といったものが描かれている
思わずニヤリとし、「わかるよ…」と、ホロリと涙
自分が中学生の頃に読んでいたら違った生活を送れたのかな
こんな本が読める今の中高生は幸せだ
辻村さんほど痛々しくも愛おしい10代を描ける人はいない
塚原(つかはら)マチは本好きで気弱な中学一年生。ある日、図書館で本をめくっていると一枚の便せんが落ちた。そこには『サクラチル』という文字が。一体誰がこれを? やがて始まった顔の見えない相手との便せん越・・・続きを読む
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普通
最後の一行は途方もなく怖く、あとを引きます
日記形式で綴られる残酷いじめ物語
読者も登場人物も「操り人形」でした
いじめを受けている中学生が、そのいじめの内容と恨みを綴ったノート
ラストの伏線がどんどんつながっていく快感は本当に素晴らしい
中2の太刀川照音は、いじめられる苦しみを「絶望ノート」と名づけた日記帳に書き連ねた。彼はある日、頭部大の石を見つけ、それを「神」とし、自らの血を捧げ、いじめグループの中心人物・是永の死を祈る。結果、是・・・続きを読む
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普通
桐野さんが描くダークな世界観は癖になります
ほんとにこわい物語だった
こんな恐ろしい日本にはなってほしくない
これが現在私たちが生きているこの国のありようなのだと思った
桐野夏生の真骨頂の一冊
震災のため、原発四基がすべて爆発した! 警戒区域で発見された一人の少女「バラカ」。彼女がその後の世界を変えていく存在だったとは――。ありえたかもしれない日本で――世界で蠢く男と女、その愛と憎悪。想像を・・・続きを読む
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良い
日本におけるゴシック文学を再定義した一冊
斬新な文学的発見に満ちた一冊
近年稀に見る好アンソロジー!
怪奇幻想文学のマニアから若い文学ファンまで幅広く薦めたい
文句のつけようがないくらい出来がいいので、正直驚いてしまった
世界の本質的な残酷さ。いやおうなく人間の暗黒面へと向かう言葉。鮮烈なレトリックによって描かれる不穏な名作の数々を「文学的ゴシック」の名のもとに集める。白秋、鏡花から乱歩、三島、澁澤を経て現在第一線で活・・・続きを読む
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良い
京都を舞台に、大学生の怠惰でエキセントリックな日常
ここまでサスペンス性ゼロ、危機感まるで無し、超脱力系の小説は無い
いや〜すごいな。よく考えてあるし、計算されている
読み終えたときの爽快感はすごい
笑いたい人に絶対オススメ!!
私は冴えない大学3回生。バラ色のキャンパスライフを想像していたのに、現実はほど遠い。悪友の小津には振り回され、謎の自由人・樋口師匠には無理な要求をされ、孤高の乙女・明石さんとは、なかなかお近づきになれ・・・続きを読む